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【理学療法学専攻】授業紹介:身体運動学実習(後半)

理学療法学専攻
【理学療法学専攻】科目紹介:身体運動学実習(後半)

専門基礎科目「身体運動学実習」は、研究機材を使ってデータを収集しながら身体運動学の理解を深める体験型のグループ実習です!

グループ実習は前半と後半の2クールに分かれて運営させています.
今回は第2クールの実習項目を紹介します!

1) 筋機能評価
筋肉の形態と筋力の関連性について理解することを目的としています.一定の速度で関節を動かした際の筋力を計測できる機器や、超音波エコー(お腹の中の赤ちゃんを見る時に使っている機器というとわかるでしょうか?)など、高額な機器を実際に使っていただき、最新の理学療法を経験できるように整えています.


2) ジャンプ動作
ジャンプというシンプルな動作の分析から、日常生活動作やスポーツ動作に共通する動作の原理原則を丁寧に学べる実習です.


3) タブレットを用いた動作分析
理学療法士は観察によって動作分析を行いますが、最近では映像を用いた動作分析も臨床現場でリーズナブルに行えるようになりました.卒業後も想定し、映像を用いた動作分析の仕方と、理解の仕方を学べる環境を用意しています.


4) 持久力評価
主に心疾患や呼吸器疾患患者の全身持久力の評価方法として普及している6分間歩行テストを運動生理学的な観点から理解する機会となっています.シンプルな検査ですが、奥が深く、実は練習が必要な検査です.臨床実習前に経験できるようにしています.


5) 歩行計測
リハビリテーション領域で広く行われている「10m歩行テスト」.
理学療法士として必要不可欠なテストの一つです.
実習内では、計測結果の取り扱い方、理解の仕方なども丁寧に伝えています.



1年生から学びを進めてきた運動学について、理解を深める機会となっています.
楽しみにしていただきたい授業の一つです!


科目担当:鈴木博人